🤠は、つばの広いカウボーイハットをかぶって大きく笑った顔です。2015年のUnicode 8.0で追加され、日本語の名前は「カウボーイの顔」。英語圏では「howdy」「yeehaw」の絵文字と呼ばれます。西部劇や牧場、ロデオが元のイメージですが、いまは本物のカウボーイとは関係なく、「ちょっとドヤ顔で、ノリよくいくぞ」という陽気な気持ちを表すのに使われます。
こう使う
- あいさつや登場:「やあ、みんな🤠」
- ノリのいい宣言:「今日の幹事はまかせて!🤠」
- 少しドヤ顔の自信:「このくらい、俺にまかせとけ🤠」
- 西部劇・カントリーのテーマ:仮装パーティー、テキサス旅行、カントリーのライブ
- 冗談まじりの自慢:「ついに免許取ったぞ🤠」
トゲのない、気軽な絵文字です。🥳(パーティーの顔)が「みんなでお祝いしよう」だとすれば、🤠は「機嫌がよくて、ひと暴れしたい気分」に近く、😎(サングラスの笑顔)がクールな余裕を示すのに対して、🤠は少しお調子者でおどけた印象です。
日本・韓国・英語圏の違い
日本では名前のとおり西部劇のイメージが先に立つため、日常会話での出番はあまり多くありません。仮装イベントや、わざと芝居がかった「まかせて🤠」のような場面に使われます。使う人が多くないぶん、ちょっと変わった遊び心のある絵文字として目に留まります。ハロウィンの衣装や、テーマパークでの写真に添える使い方も見られます。
韓国でも西部劇のイメージと結びつきやすく、使い方は日本に近いです。パーティーのテーマ、ハロウィンの仮装、カントリー風の写真、あるいは「가보자고(行ってみよう)」のような意気込みを冗談めかして伝えるときに、時々使われます。定番ではないので、個性のある絵文字として読まれます。
英語圏ではいちばん盛んに使われています。アメリカ南部や西部、テキサス、ロデオ、カントリーミュージックと強く結びつき、「Howdy🤠」「Yeehaw🤠」はほぼセットの決まり文句です。2019年ごろには「yeehaw agenda」というミームと、ジャンルを混ぜた曲『Old Town Road』が流行したことで、インターネット上の皮肉やユーモアの印としても定着しました。無謀で大胆なふるまいを「カウボーイみたいだ」とおどけて言うときにも使われます。
誤解されやすい点
- 西部の文化に親しみのない人もいます。地域や歴史をからかっていると受け取られないよう、場面には注意が必要です。
- 😎や🥳とは雰囲気が違います。🤠は、ドヤ顔とふざけた気分が中心です。
- 英語圏では、調子に乗っている人を軽く皮肉るときに使われることもあります。ほめ言葉と決めつける前に文脈を確認してください。
- 意味の中心は「帽子」なのに、名前は「顔」だけです。単独で送ると、何のことか分からない人もいます。
プラットフォームによるデザインの違い
多くのプラットフォームで、茶色系のつばの広い帽子と大きな笑顔という構成は共通です。帽子の色の濃さ、顔の大きさの比率、笑い方の大きさ、陰影の付け方は各社で少しずつ違います。どの機種でも「陽気でちょっとおどけたカウボーイ」として読める点は、おおむね同じです。