☕は、ソーサーに載った湯気の立つカップです。正式名称は「hot beverage(温かい飲み物)」で、日本語名も「温かい飲み物」。コーヒーを連想する人が多いものの、紅茶やココアなどにも使えます。日本の携帯電話の絵文字から続く古参のひとつで、Unicodeの初期から存在します。朝の挨拶、お茶の誘い、ひと息つく場面など、日常のメッセージで大活躍します。
こう使う
- 朝の挨拶:「おはようございます、今日もいい一日を☕」
- お茶の誘い:「午後、コーヒーでもどう?☕」
- 休憩:「ちょっと一息ついてる☕」
- カフェのお知らせ:「新メニューが出ました☕ あったかいうちにどうぞ」
- 頼りにしている:「コーヒーがないと起きられない☕」
お茶の場面なら、取っ手のない湯のみの🍵が緑茶を連想させ、🫖はティーポットそのものです。冷たい飲み物は🧋や🥤が合います。☕は何を飲んでいても温かいカップの絵だからです。
日本・韓国・英語圏の違い
日本では「温かい飲み物」という名前のとおり、喫茶店文化やカフェの案内、「一息つく」といった休憩の言葉とよく結びつきます。コーヒーは☕、日本茶は🍵と使い分ける人が多く、湯のみの形が日本らしいお茶を示します。仕事の連絡でも無難に使える親しみやすい絵文字です。
韓国では「커피 한잔 할래요?(コーヒー一杯どう?)」という誘い、朝の挨拶、カフェの情報、ギフトコーヒーのクーポン「기프티콘」のやり取りでよく使います。職場のチャットでも使いやすいです。ただ、韓国のカフェ文化では「아아(アイス・アメリカーノ)」が人気なので、冷たい飲み物は別の絵文字で表す人もいます。
英語圏では、文字どおりのコーヒーや職場の「coffee break」に加えて、「tea(お茶)」がゴシップを意味する表現でも有名です。「spill the tea」は「うわさ話を明かす」の意味で、カエルと一緒の🐸☕(「でも私には関係ない」というセリフが添えられがち)は、騒動を見物しながら関わらない態度をにやりと示します。投稿に☕だけがあったとき、飲み物なのかゴシップへのコメントなのかはスレッドの流れで決まります。
誤解されやすい点
- 英語圏のSNSでは、☕や🐸☕が飲み物ではなくゴシップへのコメントのことがあります。ミームを知らないと、文字どおりに読んでしまうかもしれません。
- 常に温かいカップの絵です。アイスの飲み物は🧋や🥤、🧊のほうが内容と合います。
- 🍺や🍷に比べて健全で安心感があるので、飲食店のお知らせに向いています。ただ、カフェインと健康の深刻な話で冗談として使うのは避けましょう。
- 🍵とは違います。🍵は取っ手のない湯のみで、緑茶のイメージです。
プラットフォームによるデザインの違い
4社とも、カップ、ソーサー、湯気という基本は共通です。カップの色、取っ手の形、湯気の立ち方、飲み物の色(コーヒー色か紅茶色か)がプラットフォームごとに少しずつ違います。白いカップに濃い茶色の液体でコーヒーらしく見えるものもあれば、液体が薄く紅茶のように見えるものもあります。そのため同じ☕でも、端末によってコーヒー寄りにもお茶寄りにも感じられます。