🙋は片手を高く挙げた人の絵文字です。「はい!の絵文字」「挙手の絵文字」とも呼ばれます。2010年のUnicode 6.0で「うれしそうに片手を挙げる人」として追加され、当初は多くのプラットフォームで女性の姿が標準でしたが、現在は性別を特定しない姿が基本で、🙋♀️(女性)と🙋♂️(男性)がバリエーションとしてあります。教室で手を挙げる場面そのままに、「ここにいます」「私も」「質問です」という前向きな合図です。
こう使う
- 立候補・参加:「土曜の集まり来れる人?」→「🙋」
- 私もそう:「まだ会社にいるの私だけ?🙋」
- 質問あり:「🙋 ここもう一度説明してもらえますか?」
- 自己紹介・登場:「新しく入りました🙋 よろしくお願いします」
- 簡単な投票:「Aがいい人🙋 Bがいい人🙆」
👋(手を振る)が「こんにちは」の挨拶なら、🙋は「はい!」という参加の合図です。✋(挙げた手)は手だけなので「止まれ」やハイタッチとも読まれますが、🙋は人全体が見えるので「立候補」の意味がはっきりします。🙆は両腕で丸を作った「OK」、🙅は「ダメ」の答えです。
日本・韓国・英語圏の違い
日本では「手を挙げる人」という名前のとおり「はい!」の絵文字です。Twitterで「〇〇な人🙋♀️」と共感を募る投稿に使われ、ライブ配信の質問コーナーに参加するときにも登場します。日本では性別付きのバリエーションを選んで使う人が多く、中立形より女性形のほうをよく見かけます。お店の案内アカウントが「ご質問はこちら🙋」と接客っぽく使うこともあります。
韓国ではグループチャットの人数確認の標準ツールです。「飲み会来る人🙋」「これできる人🙋」と質問の最後につけて返事を促し、答える側も🙋ひとつで済ませます。自虐まじりの「私も該当」の用法も多く、「ダイエットは明日からの人🙋」のような共感投稿に添えられます。仕事のメッセンジャーで「質問があります」をやわらかく切り出すのにも便利です。
英語圏では「Who’s in? 🙋(参加する人は?)」「Me! 🙋♀️」のように立候補や同意に使われ、「raise your hand if…(〇〇な人は手を挙げて)」という定番フレーズとセットです。SNSで「Raise your hand if you’ve ever… 🙋」と共感を集めるのが典型的な使い方です。カスタマーサポートのアカウントが「Questions? 🙋 We’re here(質問はいつでも)」と対応可能を示すのにも使われます。
誤解されやすい点
- 文脈によって「質問があります」なのか「私がやります」なのか分かれます。仕事のチャットでは「🙋 ひとつ質問です」のように言葉を添えましょう。
- 💁(案内する人)と混同しやすいです。💁は手のひらを横に広げた「ご案内・すまし顔」のポーズで、英語圏では「生意気な」ニュアンスが強い絵文字です。手をまっすぐ挙げているほうが🙋です。
- 🙆と🙅は腕で○×を作った「いい/ダメ」の答えで、🙋は「参加します」です。投票の選択肢に混ぜて使うと意味がねじれることがあります。
- 肌の色・性別のバリエーションが多く、相手の端末やアプリによって標準の姿が違って見えます。性別を特定したくないなら中立形の🙋を。
プラットフォームによるデザインの違い
Appleは口を開けて笑った人物が手のひらを前に向けて挙げていて、「はい!」の積極性がいちばん伝わります。Google(Noto)は顔が単純で手が小さめに描かれ、落ち着いた印象です。MicrosoftのFluentは立体的で腕をまっすぐ伸ばしており、教室の挙手に近い姿勢です。Samsungは一時期ウインクした顔で描いていたため、「ふざけた立候補」のように見えることもありました。中立形が基本になって以降、多くのプラットフォームが中性的な髪型を使っていますが、古い端末や一部のアプリでは今も女性の姿が標準で出ることがあります。