🤔は、あごに手を添え、眉を斜めに上げて、じっくり考えこんでいる顔です。2015年のUnicode 8.0で追加され、日本語では「考える顔」と呼ばれます。もとは単純な「ちょっと考え中」の絵文字でしたが、ネットで「それ本当?」と疑う目配せとして使われるうちに、まじめな思案と皮肉っぽい突っこみのどちらにも使われるようになりました。
こう使う
- 悩み:「お昼、何にしようかな🤔」
- 疑問:「なんで動かないんだろう🤔」
- 半信半疑:「それ、ほんとかな🤔」
- アイデア出し:「こうしたらどうだろう🤔」
- 言葉をにごす:「うーん、もう少し考えてみます🤔」
🧐(片眼鏡の顔)は対象をじっくり観察する顔で、🤨(眉を上げた顔)は露骨な疑いです。🤔はその中間で、「考えているけど、すぐには信じられない」という位置にいます。🤫(しーっの顔)とは、手の位置が口ではなくあごという点で区別できます。
日本・韓国・英語圏の違い
日本では「考える顔」の名前のとおり、「うーん🤔」「どうしよう🤔」といった迷いや困りごとに使われます。はっきり断らずに保留するのが得意な日本語のやりとりとよくなじみ、疑いや皮肉のニュアンスは英語圏より弱めです。「ちょっと検討します🤔」のように使うと、丁寧な保留として受け取られます。
韓国では、チャットで返事の前に間をとる「음…」「흠…」と組み合わせてよく使います。会議で「검토해 보겠습니다🤔」と書くと、遠回しな保留や断りに読まれることもあるので、仕事のメッセージでは、本心を文面ではっきりさせると安全です。
英語圏では、2016〜2018年ごろにTwitterで突拍子もない主張のあとに🤔を付けるネタが広まり、「Hmm 🤔 interesting」が乾いた皮肉の決まり文句になりました。まじめなブレインストーミングにも、相手を信じていない反応にも使われるので、周りの文章で見分けることになります。
誤解されやすい点
- 誰かの提案に🤔だけを付けると、反対や疑いに読まれます。考え中なら「少し考えさせてください」と文字で書いておきましょう。
- 英語圏の相手に使うと、まじめに考えているつもりでも皮肉に取られることがあります。
- 悲しい知らせや不安な話をしている人に送ると、他人ごとのように見えます。
- 🙄と混同しがちですが、🤔はまだ判断を下していない状態で、🙄はすでにうんざりしている状態です。
プラットフォームによるデザインの違い
どのプラットフォームも、あごに手を当てて片眉を上げた姿という点は同じです。違いは手の形(握りこぶしに近いか、指を伸ばしているか)、眉の高さ、表情のまじめさです。Appleは眉をはっきり上げてあって、いぶかしむ気持ちが分かりやすく、Google(Noto)は単純でやわらかい描き方です。MicrosoftのFluentは立体的な手が目立ち、Samsungも大きくは似ていますが、眉の角度によって、思案顔が疑いのほうへ少し傾いて見えることもあります。