🎁はリボンをかけた包装済みの箱です。2010年のUnicode 6.0で追加され、誕生日、クリスマス、記念日といった「贈り物をやり取りする場面」全体を代表します。個人のやり取りではわくわくや感謝を、企業の投稿では「プレゼント企画」「特典」「おまけ」を表す定番の記号です。後者で目にする機会が多いぶん、本気のメッセージまで宣伝に見えてしまうことがある絵文字でもあります。
こう使う
- 誕生日のお祝い:「お誕生日おめでとう🎁🎂 プレゼントは会ったときに!」
- もらったとき:「箱を開けたら🎁 感動した」
- サプライズの予告:「明日ちょっと用意してる🎁」
- プレゼント企画:「フォロー&リツイートで抽選🎁」
- クリスマス:「サンタ来たか確認🎁🎄」
🎀(リボン)が「かわいく飾る」装飾寄りなのに対し、🎁は中身の入った「箱」が主役です。🛍️(ショッピングバッグ)は自分で買った物、🎁は誰かにあげる、または誰かからもらう物という違いがあります。
日本・韓国・英語圏の違い
日本では「プレゼント」という名前のとおり贈り物全般を表し、特にTwitterの「プレゼント企画」、つまりリツイートで応募する抽選投稿の目印としてよく使われます。クリスマス、バレンタイン、ホワイトデー、母の日と贈り物の行事が多いため、季節の絵文字としても頻繁に登場します。個人間では「お土産」や「差し入れ」にも添えられます。
韓国ではカカオトークの「ギフト機能」とデジタルクーポン(ギフティコン)文化と結びついています。「コーヒーおごった🎁」「誕生日だからギフティコン送った🎁」のようにモバイルギフトを送ったあとの合図として使われ、ショッピングアプリの通知では「初回購入特典🎁」「出席チェック報酬🎁」とほぼ毎日目にします。そのため友だちから🎁が届くと、まず本物のプレゼントなのかイベントの共有なのかを確かめることになります。
英語圏ではクリスマス絵文字の中心メンバーで、🎄🎅とセットで動きます。誕生日には🎂🎈と一緒に使われ、インフルエンサーの「giveaway 🎁(プレゼント企画)」投稿やギフトガイドの顔にもなっています。アメリカではホワイトエレファントやシークレットサンタなどのプレゼント交換の案内にもよく登場し、親が「サンタの工房は閉店🎁」とラッピング完了を報告するのも定番です。
誤解されやすい点
- 🎁だけ送ると「プレゼントあげるね」なのか「プレゼントありがとう」なのか伝わりません。一言でも文章を添えましょう。
- 宣伝で使われすぎているため、広告っぽく見えがちです。個人のメッセージでは📦(荷物)や言葉のほうが気持ちが伝わることもあります。
- 🎀と混同しやすいですが、🎀は箱のない装飾で、🎁が「プレゼント」です。🧧(赤い封筒)は中華圏のお年玉・ご祝儀で用途が違います。
- お祝い専用の絵文字です。香典やお悔やみの品の意味では使いません。
プラットフォームによるデザインの違い
包装の色がプラットフォームごとに違います。Appleは赤い箱に黄色いリボン、Google(Noto)は青い箱に黄色いリボン、MicrosoftのFluentは赤い箱に白っぽいリボンです。Samsungは箱が立体的でリボンが大きく結ばれていて、いちばん「ラッピングされた贈り物」らしく見えます。形はどこも同じなので意味が変わることはありませんが、クリスマスらしい「赤いプレゼント」を意識して送っても、相手のAndroid端末では青い箱に見える可能性があることは覚えておくとよいでしょう。