💤は、大きさの違うZを斜めに積んだ記号です。漫画でいびきを「Zzz」と書く慣習から生まれ、日本の携帯電話の絵文字を経て、2010年にUnicodeに入りました。顔がないので、「誰かが寝ている」より「いま眠りの状態です」という目印として使われることが多く、眠い、退屈、連絡がつきにくい、といった意味にも広がっています。日本語名は「グーグー」です。
こう使う
- 就寝のあいさつ:「先に寝るね、おやすみ💤」
- 眠気:「お昼を食べたら、まぶたが勝手に閉じる💤」
- 退屈:「会議3時間目、魂が抜けた💤」
- 休み:「週末は何もせず、ずっとベッド💤」
- 不在:「今日は早く寝るので、返信は明日になります💤」
😴(眠る顔)が眠っている人の顔なら、💤はその上に浮かぶ効果音です。🛌(ベッドで眠る人)は眠っている場面そのもの、🥱(あくびの顔)は眠くなり始めたサインです。いっしょに使うと、眠さがはっきり伝わります。
日本・韓国・英語圏の違い
日本では、いびきの音「グーグー」が名前に入っていて、安らかな眠りを表す「スヤスヤ」とも相性がいい絵文字です。会話の途中で眠ってしまう「寝落ち」を知らせたり、「もう眠い💤」のように眠気を伝える言葉の最後に付けたりします。顔がないぶん、かわいく軽く使えます。LINEなどのグループで「おやすみ」を言うときの添え物としても定番です。
韓国では、いびきの音を「쿨쿨」や「드르렁」と書くので、Zの代わりにその言葉を打つ人もいます。グループチャットでは「先に寝ます💤」のあいさつとしてよく使い、試験期間や残業明けの疲れにも使います。相手が長く話したあとで💤だけを送ると「退屈だ」という反応になり、少し失礼に読まれます。
英語圏では「Zzz」が眠りを表す文字表現そのものなので、💤も睡眠、昼寝、就寝に合います。「snoozefest(居眠りフェス)」のように退屈の意味も持ち、長い演説や退屈な試合のあとに💤を付けると、皮肉な感想になります。プロフィールやチャットで「オフライン」「離席中」の目印として使う人もいます。
誤解されやすい点
- まじめな話をしている相手の横に💤を送ると、「退屈」という反応に見えます。眠気ではなく敬意の欠如と受け取られかねません。
- 亡くなった人についての投稿では「永眠」の意味に読まれるおそれがあるので、気軽に使わないほうが無難です。
- 😴と同じだと思いがちですが、😴は眠る顔で、💤は効果音です。いっしょに並べて使うことも多いです。
- ゲームやメッセージアプリの離席表示にも見えるので、本当に寝ているのか、単に忙しいのか分からないことがあります。
プラットフォームによるデザインの違い
どの会社も、大きさの違うZが上に向かって浮かぶ構図で、青系の色が多めです。文字の太さ、縁取り、影が少しずつ違います。Appleは立体的でぽってりした文字、Google(Noto)は平らで簡素、MicrosoftのFluentは立体感がはっきりしていて、Samsungは文字の太さと色味がやや異なります。意味が変わる差はありません。