😘は片目を閉じ、唇をとがらせて小さなハートを飛ばしている顔です。口からハートが出ているのが目印で「キス顔」「チュー」とも呼ばれ、キス系の顔の中では最もよく使われます。初期のケータイ絵文字の時代からある古参で、最初は恋人同士の愛情表現でしたが、いまは「ありがとう」「おやすみ」「会いたい」の末尾につける優しい句点としても広く使われます。ただし唇が入っている分、誰が誰に送るかで温度が大きく変わる絵文字です。
こう使う
- 恋人:「おやすみ、また明日😘」
- 家族:娘から母へ「仕送りありがとう😘」
- 親しい友だち(主に女性同士):「今日は楽しかった、また遊ぼ😘」
- 感謝の誇張:「代わりにやってくれたの?愛してる😘」
- 推し活:好きな芸能人の投稿に「かっこよすぎ😘😘」
同じキスでも😗(キス顔)はハートがないので「チュー」より口笛を吹くようなとぼけた感じに近く、😚(目を閉じたキス顔)はもっと照れた印象です。ウインクまでついている😘は3つの中で最も積極的です。
日本・韓国・英語圏の違い
日本では「投げキッス」と呼ばれ、この絵文字が「おじさん構文」の代表的な要素に数えられている点が特徴です。中年男性が若い女性に「今日もお疲れ様😘 無理しないでネ💕」のように送るメッセージがネタにされたことで、若い層は😘をやや「ねっとりした」絵文字と感じるようになりました。女性同士や恋人の間では今も自然ですが、世代と性別による温度差は3つの文化圏の中でいちばん大きいです。
韓国では女性の友だち同士、そして母と娘の間で最もよく見かけます。男性が男性に送ることはまれで、男性が付き合っていない女性に送ると「口説いている」印象を与えがちです。職場ではほとんど使われず、使うとしても親しい女性の同僚同士で「ありがとう😘」程度です。甘えた口調と相性がよく、「쪽(チュッ)」のような擬音と一緒に使われます。
英語圏では「kissy face」「blowing a kiss」と呼ばれ、3つの文化圏の中でいちばん軽く使われます。母親やおば、友だちがメッセージの最後に「xoxo」を書くように😘で締めるのが普通で、中年女性が最もよく使う絵文字のひとつに挙げられることもあります。恋人同士では😍や❤️とセットで使われ、マッチングアプリでは「興味あり」のはっきりした合図です。
誤解されやすい点
- 仕事の関係、特に異性の相手には、どの文化圏でも避けたほうが無難です。感謝なら🙏や😊が安全です。
- 😙(笑った目のキス顔)と😗はハートがないため、愛情より「口笛」「しらばっくれ」に読まれることが多いです。キスを送るなら😘を使ってください。
- 💋(キスマーク)は顔のない唇だけなので、ずっと大人っぽい印象になります。家族や友だちには😘がちょうどいいです。
- 相手が😘を送ってきたからといって、必ずしも恋愛感情ではありません。特に英語圏や韓国の女性同士では、単なる親しみであることがほとんどです。
プラットフォームによるデザインの違い
Appleは閉じた目が線、開いた目がはっきり描かれ、赤いハートが口のすぐ横についているので「ウインクしながらキス」がいちばん明確です。Google(Noto)は顔が丸くハートが小さめでかわいく穏やかな印象、MicrosoftのFluentは突き出した唇が立体的に強調されています。Samsungは閉じた目がなめらかな曲線で頬に赤みがあり、照れた方向に寄っています。プラットフォームによって「いたずらっぽいウインク」と「はにかんだキス」の間で印象が少しずつ動きます。