目を弧の形に細め、頬にほんのり赤みがさして、口元だけをそっと上げる顔が😊です。2010年にUnicodeに入り、日本語では「にこにこ」と呼ばれます。英語圏では「頬を赤らめる」という意味の「blush」という別名のほうが通りがよく、ショートコードも:blush:です。声を出して笑う顔ではなく、胸のなかであたたかい気持ちになっているときの微笑みなので、文章をやさしくしめくくりたいときに真っ先に選ばれます。
こう使う
- あいさつの最後に:「今日も一日がんばりましょう😊」
- 感謝:「お忙しいところ、ありがとうございます😊」
- やわらかい断り:「今週は難しいので、また今度ぜひ😊」
- ほめられて照れたとき:「そう言っていただけてうれしいです😊」
- お客様対応:「お問い合わせありがとうございます😊 確認してご連絡します」
似た🙂(少し笑った顔)は頬の赤みがなく、目が笑っていないため、事務的に見えたり、冷たく見えたりすることがあります。😄は口を大きく開けて笑う顔で、😊よりずっと元気な印象です。
日本・韓国・英語圏の違い
日本では、(^^)や(*^_^*)のような顔文字の流れをくむ絵文字として、LINEでもメールでもよく使われます。頬の赤みは「照れ」として読まれるので、お礼や頼みごとを角が立たないように伝えるのにぴったりです。ビジネスメッセージの文末に一つ添える程度なら、ごく普通に受け入れられます。
韓国では、KakaoTalkや職場のチャットで敬語にもっとも合う絵文字です。あいさつや感謝、接客の文面の最後に習慣のように添えられ、年配の人も気軽に使います。若い人は同じ位置に「ㅎㅎ」や「^^」を置くことが多く、😊は比べるときちんとした、少し丁寧な印象になります。
英語圏では、あたたかく誠実な笑顔として受け取られます。メールやサポートの定型文にもよく入っています。一部の若い世代には少しまじめで穏やかすぎる絵文字に映ることもありますが、誤解されることはほとんどありません。
誤解されやすい点
- 同じお願いを何度もしたあとに「ご確認をお願いします😊」と書くと、笑顔の裏に圧があるように見えることがあります。文面と笑顔の温度が合っていないと、かえって文が鋭く聞こえます。
- 異性に送る😊は多くの場合ただの親切ですが、頬の赤みから「照れ」や「好意」と読まれることもあります。距離を保ちたいなら、文章ではっきり書きましょう。
- 😌(ほっとした顔)とは別です。😌は目を閉じて満足したり安心したりしている表情で、😊は相手に向けた笑顔です。
- つらい話や深刻な話のあとに習慣で付けると、無神経に見えます。
プラットフォームによるデザインの違い
どのプラットフォームも、黄色い顔に上向きの弧の目とピンクの頬を描く点は共通です。違いは頬の赤みの濃さと口の形です。Appleは頬の赤みがわりとはっきりしていて、口はゆるやかに開いた形です。Google(Noto)は線が単純で素朴な印象です。MicrosoftのFluentは立体感のせいで頬が丸く見えます。Samsungも全体には似ていますが、色合いが少し違います。