🥹は目に涙がいっぱいたまっているけれど、まだこぼれていない顔です。悲しいからではなく、胸がいっぱいで、ありがたくて、あるいはかわいすぎてこらえている涙です。2021年の絵文字14.0で追加され、2022年春からiPhoneとAndroidに入り、登場から1年で最も速く広まった新しい絵文字のひとつになりました。
こう使う
- 感謝が言葉で足りないとき:「覚えててくれたんだ…ありがとう🥹」
- かわいい動物や赤ちゃんの写真に:「🥹🥹 ちっちゃい」
- 安堵や誇らしさ:「やっと受かった🥹」
- 甘えたお願い:「今回だけお願い🥹」
「泣いてない、泣いてるのはそっち」と同じ位置に入る絵文字で、心温まるものへの反応としては定番です。
日本・韓国・英語圏の違い
日本では「尊い」というファンダム用語とぴったり重なり、好きなアイドルやキャラクター、名場面を見たときの気持ちを表すのによく使われます。「泣ける」と一緒に感動的な場面に添えることも多いです。お願いの用法も「🥺」ほどではないにせよ自然に通じます。
韓国には「ㅠㅠ」という、悲しみと感動の両方に使う泣き顔の文字が元からあります。🥹はそのうち「良いほうのㅠㅠ」をはっきり示す役割で、「감동ㅠㅠ」と「감동🥹」は同じ「感動した」でも後者のほうが明るく読まれます。
英語圏では「かわいすぎて無理」と心からの感謝に使う割合が最も高く、ときどき相手を愛おしく見守る「切なさ」にも使います。お願いに使う割合は日本や韓国より低く、お願いには🥺が使われます。
誤解されやすい点
- 🥺(うるうるした顔)とよく混ざります。🥺は目が大きく口が小さくて「お願い」、🥹は涙がたまっていて「感動・感謝」が中心です。どちらもお願いに使えますが、🥹のほうが真剣に受け取られます。
- 2022年より前の端末や更新が止まったスマホでは空白の四角(□)に見えます。相手の端末が分からないときは😭や「🥲」のほうが安全です。
- 悲しい知らせに🥹を送ると、微笑んでいるせいで軽く見えることがあります。お悔やみや慰めには😢や🙏が合います。
プラットフォームによるデザインの違い
Appleは瞳が大きく涙が透明にせり上がっていて、「あふれる直前」という感じが最もよく出ています。Google(Noto)は目がやや小さく口角が上がっていて明るい笑顔に近く、MicrosoftのFluentは光沢のせいで涙がガラス玉のように見えます。Samsungは眉が内側に寄っていて4つの中で最も切ない印象です。相手がSamsungの端末なら「うれし涙」より「悲しい涙」に見える可能性が少し高いと覚えておくとよいでしょう。